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NHK BS1番組2012.11.30 「パーク・アベニュー 格差社会アメリカ」

米国には、ウオーレン・バフェット氏やマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏のような超富豪がいる。そうした富豪の多く住むニューヨークの一角が、パーク・アベニューという通りらしい。マンハッタンのハーレム川をはさんで(日本人がこうしたエリアを通る際は、ハイヤーやタクシーのドアロックをきっちりおろして素通りが賢明とされる)、対する貧困層が住むサウスブロンクスは人口70万人の4割が1日1ドル以下の収入だという。そして失業率は19%。

「先進国における流動性(係数:以下数字が低い方が貧乏人から金持ちへの転換チャンスがある流動性が高いということ)」では、

デンマーク(0.15)、ノルウェー(0.17)、フィンランド(0.18)、ドイツ(0.32)、日本(0.34)、スペイン(0.40)、フランス(0.41)、スイス(0.46)、アメリカ(0.47)

また、米国の所得増加分の階層別分布では、

(1947‐1977年):超富裕層1%、富裕層10%、残り90%

(1978-2008年):超富裕層2/3、富裕層1/3、残り0%

そして2010年の富の分配では、米国1億5千万人以上の富を、上位400人が握ることに。

米国富裕層上位1%のまたその1%が住むのが、パークアベニュー740番地のビル。「パークアベニュー740番地にはアメリカの他のどのビルよりも多数の超富豪たちが住んでいる」という字幕が出る。

ジャクリーヌ・ケネデイの祖父が(大恐慌時に他の人たちと)建てた、スタンダード・オイルビルがパーク・アベニュー740番地のビル。今は、ヘッジファンド会社の人が住んでいる。1930年代の石油業界の人たちに匹敵するという。一番豪華な部屋(1800平方メートル以上)に住んでいるのが、ステーブ・シュワルツマンという、リーマンブラザーズのもと常務取締役でブラックストーン設立者。資産50億ドル。政治のロビー活動で金を増やす。

今のロビー活動費は30年前の10倍。15%の成功報酬税率(日本の株の利益に課税する税率だよ、あれ)を維持させたのが、上院のチャールズ・シューマー(NY州金融業界から多額ン金を集めた)民主党議員。

推定資産250億ドルのデビット・コッホ(兄弟にチャールズ・コッホがいる)は、パークアベニュー740番地の最大の富豪。彼をしのげるのは、米国では、ウオーレンバフェットとビル・ゲイツだけ。彼はKOCH(コーク)インダストリー社の経営者。同社は、年間1000億ドル以上の利益を上げる石油・天然ガスを扱う会社。

テイー・パーテイー(茶会運動)は億万長者が作りだした運動だ。共和党の副大統領候補のポール・ライアンはコーク(=コッホ)から多額の資金援助を受けた。

米国人の7人に1人が食料配給券をもらい、その4割が働き手のいる家庭で暮らす。例え仕事があっても、貧困から抜け出せない。ポール・ライアンの選挙区のウィスコンシン州のかつての中流の住民は、必需品さえ満足に買えない。豊かなはずのワウケシャ郡でも、6,000人以上が食料配給を受けている。

<収入比較 重役vs労働者>

1965年:重役の年収は労働者の20倍

2011年:重役の年収は労働者の231倍

ジョン・セイン(パーク・アベニュー740番地の住人)は340平方メートルもある2階建ての住居に住み、乳ヨーク証券取引所の重役からメリルリンチの会長になった。2008年メリルリンチが傾いていた時に、彼はオフィスの改装にかまけていた。そして、セインは重役に36億ドルものボーナスを支払った。メリルリンチは巨額赤字を計上し、バンク・オブ・アメリカに買収された。

こんな米国を見習おうといったのは、経団連の当時会長でキャノンの御手洗会長だったんじゃないか?米国に長く駐在したから、米国のことはよく知っていると…・。日本がこんな米国の真似して、雇用や経営や法律を作れば、当然おかしな国になるわなぁ…。ま、日本人が今回の選挙でどのような判断をするやら…。日本も、札束数えにニタニタ笑みを浮かべる老人が多すぎるなぁ…。

12月6日18時~ NHKBS1再放送。

扶桑社発行の本「図解 世界を牛耳る巨大企業(著者:ベンジャミン・フルフォード、2012年11月刊)」の中に、「なぜ米国保険会社AIGは救済されて、リーマン・ブラザーズは救済されなかったのか」の説明で、当時の財務長官がヘンリー・ポール(GS=ゴールドマンサックスの元CEO)で、その後の財務長官ティモシー・ガイトナーは元GS会長のルービン財務長官の部下で、GS救済のために、AIGを救いGSにCDSの保険金が入るように動いたとされる(AIGを救済しなければ、GSは危うかった)。現在のオバマ大統領の2008年の政治資金トップはGSだったとも書かれている。要は、ヘッジファンドで裏は動かされていたということだ。

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